JK1SXR   
C. SXR 無線メモ帳

6. エア・バンド用アンテナ / ディスコーン対ダイポール
air band dipole D190 写真左は、新しく作ったエア・バンド用ダイポール。 右はおなじみの D190。

当局から羽田空港までは 40 km、内 2/3 は海上、残り 1/3 は平坦な台地。 成田空港までは、 22 km、ずっと平坦な台地。

羽田の管制塔の音声が聞こえるときと聞こえない時がある。 アンテナはダイアモンドのディスコーンで、これまでに D150, D190, D220 (モービル用)さらにずっとでかい D1300AM も使ってみた。 羽田の 119.1 MHz を聞く限り、性能はどれも同じ (どういうわけか、一番小さい D220 がいくらか良い)。

いくら AM でも 40 km で聞こえないのは納得がいかない。 ディスコーンは広帯域を聞くのには便利だが、ある周波数に限ればゲインは低すぎるのではと思い、試しに 60 cm + 60 cm の線を窓枠にぶらさげて聞いてみた。 羽田の音声が一日中クリアに聞こえているでわないか! で、写真のダイポールを作った。


air band dipole 2 成田 118.2、羽田 119.1 がメインなので、 120 MHz、短縮率 95% でやってみたところ少し長すぎたようで、58 cm + 58 cm で、まあ大体 120 MHz となった。 ワイヤと違ってアルミ・パイプでは短縮率が大きいようだ。

これで羽田も成田と同じように安定してラジオ代わりに聞こえるようになった。

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